アントニオ・ロペス
2013-05-15
先日、国展を見に東京に行ってきました。国展に作品を出していたので、自分の作品を周りの作品と見比べて反省したり・・・
せっかくなので、美術館もいくつか行きました。
中でも感動したのは
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムの『アントニオ・ロペス』展
現代スペイン・リアリズムの巨匠だそうで、日本での個展は初めて!
リアリズム(写実主義)の作家と言われていますが、写真のような絵ではなく、その場の空気までも絵にしているという印象でした。実物はかなり緻密に描かれた部分と大胆に省略された部分がミックスされた絵が多かったです。
私が一番好きだった絵は、今回のメインの作品でもある「グラン・ビア」です。

この絵は、朝の光を捉えるために、毎年夏になると朝の6時半に出かけ、同じ場所で制作し続けたそう。
しかも7年間かかって描き上げられています。
この絵の前に立ったとき、朝のヨーロッパの空気がよみがえってきて、この絵に込められた作者の思いを感じました。
◯現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペス展」 Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:4月27日(土)~6月16日(日)
住所:渋谷区道玄坂2-24-1
2013/6/29(土)- 8/25(日) 長崎県美術館
2013/9/7(土)- 10/27(日) 岩手県立美術館
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国展
2013-05-01

本日から、毎年出品している公募展「国展」が始まりました。
場所:六本木 国立新美術館
2013年5月1日(水)-13日(月) 7日(火)休館
10:00~18:00
金曜日は20:00まで 最終日14:00まで
この絵を出しています。

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